へっぽこ企画その3
2006年 12月 31日
まだやっちゃうのか?とか言わないでっ!
ぎゃー生魚とか投げんなーーー!
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~題三話~
「彼」はリンクパールを身に付けメンバー達のお陰でメキメキとヴァナ・ディールの知識を学んでいった。
しかし、色々な知識が入ってくる分、{馬鹿な事}を考え始めたのであった。
彼女「「彼」はさ~赤やっていくの~?」
彼 「うん、かっこいいだろーへへへっ」
彼女「赤は色々大変じゃない?」
彼 「へ?そうなの?知らん。響きがかっこいいからさ~。」
男 「赤は装備も揃えるのがお金もかかる、勿論魔法だって揃えなきゃいけなくなって来るね。」
男 「なにより赤はPTでの位置づけが確立されてないと思うんだよね。」
彼 「ま、まじ?」
確かにこの時代の赤魔道士は中途半端感が否めな職業であった。
はっきり言ってしまえば不遇な職業であった。
その頃から「彼」は少しづつだが、{馬鹿な事}を考えそれを行動しだすのであった。
「エン系魔法掛けて格闘したらすっげー格好いいかも。ぐへへへ」
「格闘=モンクか・・」
「じゃーモンクやろーっと。うんうん」
「モンクも格好いいしなーモテモテになるかも。ゲヘッヘヘ。」
そんな時、リンクシェルメンバーもミッションやPTなどで忙しそうだった。
その為、誰に相談するわけでもなくモンクのレベルを上げを始めたのであった。
この頃のサポートジョブの選択は、現在のヴァナディールに比べ縛りが比較的緩かったのではなかろうか?
だが、モンクのサポートジョブを赤魔道士と真剣に考えていたのは本当少なかった筈。
いや、きっと皆無な筈だ。
「彼」はジョブによって武器や格闘、魔法に至るまで得意不得意があるのを知らなかったのだからしょうがないであろう。
「エン系掛けて早く百烈拳してみてぇーーうほーーー」
それからというもの、毎日、毎日、来る日も来る日も、モンクの研鑽に明け暮れていったのである。しかもモンクのサポートジョブは赤魔道士。
ラテーヌへ出てパーティー参加希望を出すが誘われるはずもなく、ただひたすら一人で敵と向かい合い、時には倒され、時には追いかけられながらもなんとかLv20まで上げたのであった。
そんな時に一本のtellが。最初の頃お世話になった「ガルカ」だった。
ガルカ「元気だった?^^」
彼「元気!元気!「ガルカ」も元気だったー?」
ガルカ「元気だったよー^^調子はどうだい?」
彼「いまねーモンクやってるんだーいいでしょー」
ガルカ「おっいいねぇ~^^」
ガルカ「あっあれ?サポ赤だよ^^;」
彼「ん?ああ、いいでしょ?エンサンダーで百烈拳しようと思ってさ。格好いいだろ」
ガルカ「えっ?それじゃパーティーに誘われないんじゃない?」
彼「え?なんで?確かに誘われた事ないかもなぁ~わはっはは」
ガルカ「ははは・・あのね、モンクはさ」
「ガルカ」に職業の特性やサポートジョブの相性など説明を受け、
「彼」は絶望を感じたのだった。
彼「お、おれ今までなにをしてたんだよぉーーーーー!!」
これ続いちゃっていいのか・・?
by sakuyama2005jp
| 2006-12-31 05:45
| 企画物