へっぽこ企画その2
2006年 12月 23日
続いたみたい。
あらすじ
~第二話~
そこで「彼」が目にしたものは、ヴァナディールの広大さだった。
そして、見た事の無い草木やモンスター、様々に変わっていく天候、何より人との繋がり。
全に感動していた。
「彼」の赤魔道士がLv12になる頃「ガルカ」の勧めでパーティーをしてみてはどうか?と提案があった。
ガルカ「そろそろPTしてもいいんじゃなかな?」
彼 「PT?なにそれ?食えるの?美味い?金になる?」
ガルカ「パーティーだよ^^;ソロより経験地が稼げるんだよ。」
彼 「まじで?やる!やる!一緒にやろうぜー!」
ガルカ「ごめんね;;レベル差があって俺が入ると不味くなっちゃうんだよね・・」
ガルカ「まぁとにかく一人で希望だしてみなよ。頑張って!」
彼 「えーそうなのー!?でも一人じゃ寂しいし、なにより不安だよー嫌だー嫌だー。」
ガルカ「だ、大丈夫だって^^;」
「彼」は「ガルカ」に促され嫌々ながらもパーティー参加希望を出した。
リーダー「パーティー組みませんか?^^こちら、戦戦モ白黒です。」
彼 「うわ、さ、誘いきた・・きちゃった!ど、ど、どうしよう・・」
ガルカ「大丈夫だって^^行っておいで~」
彼 「わ、わかった!行ってくる!」
こうして「彼」の本当の冒険が始まったのである。
初めてのパーティーした場所はオルデール鍾乳洞。
獲物はカニ。
PTメン 「みなさんよろしくね~^^」
PTメン 「よろしくー」
PTメン 「よろしくー^^」
PTメン 「よろしくお願いします。」
彼 「よ、よどじくおねげがいじじまず」
PTメン 「よろしくww」
初パーティーでどう立ち回っていいか分からず、まったくと言っていいほど「彼」は活躍出来ないで終ってしまったのだった。
経験地も稼げたのかどうかも必死すぎて分からなかったようだ。
しかし「彼」は色んな事を経験し、沢山の事に触れ一回り大きくなった気がしたようだった。
様々なジョブのアビリティや魔法を見るたんびに胸を躍らせ。
そして何よりも惹かれたのは前衛達の華麗なウェポンスキルであった。
その初パーティーで一人のヒュームの「彼女」に出会う。
「彼女」は男勝りな戦士であった。
黙々と片手剣を操り敵を斬りつける姿は鬼神の如く。
彼女の戦いはアグレッシブそのものだった。
単純に格好良かったのである。
彼女 「「彼」さんリンクパールつけてないね~」
彼 「ええと?リンクパール?なんすか?それ?食いもん?」
彼女 「私の名前の横に色着いてる丸があるでしょ?それがリンクパールだよ~。」
彼 「ほほう、それ美味しいのかい?もしかして金になるのかい?金か?金になるのか!?」
彼女 「ははは。面白いね~「彼」さんて。」
その時の「彼」は素でこれである。
笑いを取るとかボケるとか突っ込むとか乗り突っ込みとか、
とにかくそんなくだらないスキルを持つのはまだまだ先の事である。
「彼女」となぜか馬が合いフレンド登録した。
ある日「彼」は「彼女」からある物を手渡された。
そのある物とは前に丁寧に説明してくれた「リンクパール」だった。
どんな辺境の地でもリンクパールを身に付けている物同士会話が出来るという優れた物である。
その「リンクシェル」の名前はMasquerade
「彼」は初めて「リンクパール」を付けた時の嬉しさは今でも忘れないであろう。
「彼女」のリンクシェルには自分を含め三人しかいなかった。
でき立てホヤホヤのリンクシェル。
初々しく若々しくもあるリンクシェルであった。
「彼女」からもう一人のメンバーを紹介された。
金髪で長髪が印象的なヒュムの「男」だった。
その「男」は沈着冷静、そして理論派。
分からない事があれば詳しく、そして緻密に教えてくれた。
そして、戦士らしくとにかく片手斧を愛していた。
「彼」の新しい出会いは、ヴァナ・ディールでの冒険を楽しいものにして行くのに十分だった。
つづくのか・・?
by sakuyama2005jp
| 2006-12-23 20:45
| 企画物